すみよしの手帖

生活となりわいと趣味の手帖を紐ときます。

この荷物をあの村まで届けてください。

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こんにちは、よしの(id:hatehatettt)です。 
 
今日は目標設定の際の注意点に関するお話です。
 

具体的な数字の目標はダメ? 

しばらく前ですが、厚切りジェイソンさんのこの記事が良かったのでTwitterやFacebookでシェアしていました。

 

インタビューの中で、厚切りジェイソンさんは
「1年後にTOEIC何点」とか、「半年で10キロ痩せる」といった、そういう具体的な数字の目標はダメだと思います。
それよりも、「毎日10分勉強する」とか、毎日の行動に基づいた目標を設定した方が、管理がしやすいので絶対いいですね。
と仰ってます。
理由は、「計画通りにいかないときに挫折するから。」
 

数字目標と行動目標は行ったり来たりするもの

なるほど、と思いました。
しかし何度も読んでるうちに、「待てよ、でも行動に基づいた目標ってその先の数字の目標がないとそもそも立てられないよな?」と気づきます。
厚切りジェイソンさんの言っていることは、数字目標を行動単位に細分化して、生活に落とし込めってことなんだな、と私は自分なりに理解しました。
 
数字目標に対して行動計画を立てる。
そして行動がマイルストーンの計画通りに行っているか、数字目標をこのまま行ったら達成できるかというのは定期的に確認するものです。
だから、数字目標と行動目標は行ったり来たりするものだと思うのです。
 

最終目標を考える

厚切りジェイソンさんは、「「何のために」を考えよ」という趣旨のことも仰っています。
TOEIC900点、MBA取得、などなどの資格の取得を目的にするのでなく、それを達成して何に役立てたいのか?ということを意識せよと。
この「なんのために」の部分は最終目標、あるいは「あるべき姿」と言えるかもしれません。
最終目標を達成するために、TOEIC 900点なりMBAなり、という具体的な途中の数字目標が有効であると考えるから、そのような目標を立てるのですね。
最終目標が数字目標になってしまっていて「何のために」が意識されてないと、厚切りジェイソンさんの仰るようにだめなんです。
 

最終目標は数字ではなく言葉で表す

「何のために」という最終目標は、数字ではなく言葉で表す必要があります。
会社で、「目標は測定可能かつ具体的な数字で表すべし」と言われてきた私には、ちょっと意外な気づきだったのですが、数字目標はあくまで、最終目標を達成する道筋に印をつけるためのものであり、本当の目的は数字で表すことは難しいんです。
 
「業界で売上トップになる!」という目標の先には、「なぜ1番になりたいか」、「それによって何がしたいのか」、「最終目標を達成するためにその数字目標は有効なのか」という問いがあります。
 
 
企業の立てる目標は、数字が先行していて、最終目標と数字目標の間をつなぐ理論の説明が足りていない場合が多い気がします。
例えば「自社の製品で社会を豊かにしたい」とかいう最終目標があっても、それが「2020年までに売上◯割アップ」という数字目標につながるまでにはいくつかの論理的なつながりを説明する必要があります。 売上アップしないと社会に貢献できない訳じゃないですから。
その辺がはてなマークになってしまうと、従業員を引っ張るのは難しいなと思うし、何より、数字目標(中間目標)が間違っていて最終目標に辿り着かないとしても多くの人が気づかないので、必要な軌道修正ができないと思います。
 

 

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目標への道筋の立て方

私が直近でビジネスマスタープロジェクト(院でやる修士論文のための特定企業のプロジェクトコンサル)をやっていて1番大きかった学びは、まずはじめにプロジェクトの骨子、土台、構造、言い方は色々ありますが大きな視点で見たロードマップを立てるのが大事だという事です。
物事には効率の良い手順があって、建物だったら基礎から作らないといけないし、色塗りだったら薄い色から塗らないといけないんですね。
 
自分の悪い癖でついつい、全体像が思いつかないときはまずやってみて、ダメだったらやり直して…ということをしてしまいます。待つのが苦手なのです。
  

走り出す前に最適な経路を確認する

これを旅程に例えるならば、名古屋から長野に行こうというのに、静岡方面に走り出すようなもの。
最短経路を確認せず走り出すと、戻らないといけなくて結局時間がかかるんですよね。
 
さらに、筋道を立ててから進むことにはもう1つとても重要な理由があります。
名古屋から長野に行く理由が「友達が新しくオープンした蕎麦屋で、日帰りで蕎麦を食べる」だったとします。そうするとうだうだ寄り道している時間はあまりありません。
仮に別の友達が静岡でピックアップしてほしい、と言っても、「ごめん、時間的に今回は無理」と言える訳です。
 
仕事でも同様のシーンが多々あります。Aさんにaと言われ、Bさんにbと言われ。これが自分の目標、部の目標、果ては会社の目標に合致していないならば、断らなければなりません。
自分の仕事の最終目標と、そこまでの道筋がきちんと理解できていれば、その場しのぎの姿勢を改めて、適切な時間管理をすることも可能になるのです。
 
ちょっと前に書いたこちらの記事でも断ることの重要性について触れましたのでよかったらご一読ください。


そこに、「待っている人」はいるか?

私は旅ということで言えば、あまり細かく決めずにフラフラ歩いて気になるところに入るのが結構好きです。
移動手段と宿だけ確保して、あとは自由。ガチガチにプランニングしないほうが、意外と面白いものに遭遇したりします。
 
でもそれは、私がただ単純に楽しむ事が目的の旅だからそれでいいのですが、誰かに何かを届ける旅の場合は、そういう訳には行きません。
お客さんに新製品を届ける。株主に利益を還元する。そういった「誰かが何かを待っている」状況では、しっかりした筋道と最短経路に拘るという姿勢が必要になるのです。
この2つの旅の違いはしっかり意識しなければならないと思います。
 
会社でもたまに、「彼・彼女は目標を達成できなかったけれど、これこれを学び成長したのでヨシ」みたいな論理を見る気がします。
でも仕事の場合はこれではだめなんですよね。
 

ゲームに学ぶライフハック

目標設定の立て方を、旅になぞらえて考えていて、むかーし昔遊んでいた『百の世界の物語』や『ドカポンシリーズ』を思い出しました。

 

ざっくり言うと、マス目を進んで敵と戦い、戦利金で武器・防具を整え、ボスを倒して賞金を稼ぐファンタジーゲームなのですが、道中、いろいろなイベントがあり、その中で「お届け物を預かる」イベントがあります。

この荷物を依頼通り届けると、すごい額の謝礼がもらえます。でもその間、他のプレーヤーなどに追われることになります。

 
これ、実世界にもすごい通ずるものがあるなぁと改めて思うのです。
例えば知的財産という「お宝」を、いかに早く特許申請し、お客様に製品を届けるか。それはしっかりとした筋道を立て、寄り道せずに完了させる必要のある課題(旅)です。フラフラしてると、誰かに先をアイデアを持っていかれる可能性があります。
いや~大切なことはゲームが教えてくれるというのは本当です。
 
目標設定するときは、私一人が楽しめればいい・ゆるゆる寄り道し放題旅なのか、誰かがお届け物を待っている・着実に計画を実行する必要のある旅なのか、分かっておくことが大事ですね。
 
それでは今日はこの辺で。 ビスダン~~
 

 

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