すみよしの手帖

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在独邦人の私が日本を旅行して改めて驚くこと

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こんにちは、よしのです。

3月から4月にかけて3週間、日本を旅行してきました。
そのため、すっかりブログの更新も滞ってしまいました。

帰国したのは、心置きなく生魚を食べるため、桜を見るため、というのが理由です。桜は例年より早く満開になったので、バッチリのタイミングでした。

今日は、日本に行って改めて驚いたことを、サクッと書き留めておこうと思います。

 

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便座シートの便利さ

飛行機に乗ると、もうありますね、便座シート。環境には良くないかもしれないけど、やはり手軽に便座全体が覆えて便利です。

全ての洗面所にあるわけではないものの、日本は便座シートが多くの場所で普及していていいなあと思いました。

 

キャラものへの抵抗の低さ

工事現場の看板などを例によく言われることですが、日本はアニメキャラや子供っぽいキャラの表示が多いですよね。

空港の到着出口を出たとたんに、アニメキャラのポスターがばばんと貼ってあって、「そうそうこの感じ」と思いました。

旅行中に見たポスターには、厚生労働省が咳エチケットについて、『進撃の巨人』とタイアップしているものなどもあり、キャラものに対する国民的な受け入れ感の浸透度合いとでも言うものを感じました。

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マスクの種類の多さ

空港のビックカメラに行ってSIMを探していたら、マスクコーナーがあって、その種類の多さにびっくりしました。花粉で儲かってる会社はいっぱいあるんですね。

 

自転車が歩道を走っている

ドイツでは、自転車は自転車道を走るもので、歩道は走りません。日本も法律上は自転車は路側帯を走ることになっていますが、まだまだ歩道を、人を縫うように走ってる人は多いですね。それも仕方ない気がします。路側帯は狭すぎて凸凹しているし、電柱などもあるので。もっと自転車道を整備してほしいなぁと思いましたが、そのためには家を全体的に移動させて道幅を広げるしかない場所が多く、難しいのでしょうかね。

 

歩きタバコがほぼゼロ/喫煙者に対する扱い

日本はさすがマナーやエチケットを重んじる文化、歩きタバコが本当にほぼゼロで目を見張りました。

ドイツは屋内ではなく屋外でタバコを吸う文化で、歩きタバコしてポイ捨てする人もものすごく多いです。

 

歩きタバコゼロについては素直に感心する反面、日本のタバコへの対処についてはどうかなと思うことが、ままあります。

例えば、屋内で吸う場所を隔離するのでなく、屋外で吸えるようにしたほうがいいのじゃないか。

中で吸うと内装ににおいがつきますよね、カラオケとか居酒屋とか。逆に吸える場所、ってなってしまうと隣の人関係なくスパスパ吸えてしまうのも、う~んという感じ。

吸える場所を探すのはとにかく一苦労。吸うためにカフェに入るみたいなのも変だし、空港の喫煙室など、どこにあるかわかりにくく、暗くて狭くて、いかにもごみ溜め扱いです。ドイツに帰ってきて、空港のタバコ部屋が明るく爽やか(ガラス張り)で広いつくりになっているのに、受け入れられ方や対処の違いを感じました。

 

タバコは確かに体に悪いし、いいことないのですが、タバコを吸う人に対する扱いのひどさはちょっとどうかなと思います。私が昔働いていた会社では、敷地内全面禁煙になったり、終日禁煙デーができたりしましたが、正直やりすぎではと思いました。

 

小さい車が多い

国が小さいからということもあるでしょうが、小さい車や軽自動車が多いですね。かわいい系の顔をした車も多いです。

 

電車の揺れが強い

意外でしたが、電車の揺れはドイツよりもかなり強かったです。新幹線でも、ICE(ドイツの新幹線)より横揺れが激しいなぁと思いました。

わざとそう設計してあるのかなぁ…日本に住んでいる頃は気になりませんでしたが、久しぶりに乗るとすぐ酔いそうになります。

 

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レストランでお茶がタダ

水やお茶はドイツではタダじゃないので、改めてありがたく感じました。

 

チップが不要

チップが不要というのも、着いてすぐはいつも違和感を感じます。慣れ親しんだバーなどでは「おつりは要りません」もありでしょうが、マニュアルの厳しい会社だと渡されても逆に処理に困るような感じですよね。

安価でチップがないにもかかわらず、日本のサービスや品質の高さは本当に感嘆します。サイゼリアとダイソーがドイツにもあればな~。

 

コンビニのおつまみの充実っぷり

最近は共働きや一人世帯が増えたからか、年々コンビニの総菜・おつまみコーナーが強化されているなと感じました。ラインナップがすごくて目移りします。

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トイレットペーパーの薄さ

個人宅や高級百貨店、高級レストランを除き、トイレットペーパーの薄さがこれ以上ないくらいですよね。資源の節約?ふわふわって感じでもなく、すぐビリっと破れるやつです。行った場所の多くでそういうトイレットペーパーを目にしたので、驚きました。

 

ゴミ箱がない

昔はどこにでもあったのに…。今やコンビニのごみ箱も店内に移動してるんですね。オリンピックに向けてテロ防止のためとか、昔聞いたようなきかなかったような。
高山駅で外国の人が「なんでどこにもゴミ箱がないの!!」って言ってました。

 

外国人観光客の増え方

東京はもちろん鎌倉と高山は本当に外国人観光客が多かったです。高山駅なんて通行人の半分くらい、外国人観光客では?と思いました。最近できたホテルなんかはエレベーターの表示も日本語より英語のほうが文字が大きくて、変化を感じました。下呂の旅館の方曰く、最近では宿泊客の4分の1が外国人で、昔は温泉も見るだけの人が多かったけど、何度も日本に旅行していて普通に温泉に入る外国人が増えたとのこと。

外国人観光客の増加にあたり思うのは、東京の公共交通機関は本当に分かりにくいよなぁということと(私自身もまったく使いこなせない)、外国人観光客に対する態度のひどい店がまだまだ多いのは何とかしなきゃだよねということです。築地のすし屋で、外国人観光客をチンパンジー呼ばわりしているホールチーフみたいな人を見てしまいました。うわべだけ愛想笑いしても、そういうのは伝わりますから。

せっかく日本に興味を持って、外から時間かけて来て、お金を落としていってくれてるんだから、差別しないでお客さん大事にしてよ、と思います。

一方外国人観光客の増加で、街で外国人を見るのが全然珍しいことではなくなっているので、これが続けば皆の意識も変わっていくだろうなぁ、外国人や英語に対する苦手意識とか、低くなっていくのでは、と思いました。

実際、外国語をペラペラにしゃべれる人は全然珍しくなくなった気がします。江の島のホステルで見かけた女の子とか発音がすごくきれいだったし、そこのオーナーさんも英語で会話するのは全く問題なさそうでした。空港で声をかけてくれた駅員さんは、日本語・中国語と淀みがありませんでした。

 

桜の時期の日本は花粉とセットだ

これは行くまで念頭にありませんでした。行ったとたんに明確に発症しました。

花粉症は病気である、とはっきり認識しました。

くしゃみ、鼻づまり、目のかゆみに加えて鼻周り、目周りのヒリヒリに体力と気力を奪われる。鼻セレブ、マスク、目薬、飲み薬なども買わなければならず、予想外の出費。

私はどれを買ったらよいかよくわからず、箱に「花粉」と書いてある薬を買いましたが、あまり効きませんでした。お医者さんに聞くところでは「鼻炎錠」と書いてあるやつが効くようです。

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今回は3週間と長めに滞在したので、食べたかったものはすべて食べられたし、行きたかったところもすべて行けたし、会いたかった人にもすべて会えて、時差ボケもしっかり解消できてよかったです。

やっぱり、高いお金使って時差ボケと戦いながら日本に一時帰国するなら、このくらいは欲しいなぁと思いました。

そして改めて、日本のごはんは美味しい!この時期ならではの、たらの芽やふきのとうなども楽しめました。

もちろん帰って、勤怠や会計、家計簿をつけ、ウヒョーとなりましたが。次の旅行のためにまた頑張ります。

 

とりとめなく書きました。今日はそんなところです。

チャオ。

 

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