最近ちょこちょこ まとまった時間があるので、この間思い立って旅に出かけました。
そのとき寄ったドイツのトリーアという街がとても素敵だったので今日はそこを紹介しようと思います。
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ドイツの西端、ルクセンブルクの近く。 グーグルだと「トリール」って出るけど、Wikiは「トリーア」。発音的にはトリーアのが近い。
ここは、2人くらい友達が行って、古代ローマ時代の遺跡がたくさんあってとても情緒豊かだと聞いたので、行こういこうと思っていた場所です。
しかし、こうして見ると
(古代ローマの支配圏)
(いま)
(2016.3.17、Google マップより)
あらためて古代ローマ半端ないですね。
西欧・東欧・中東から北アフリカまで…こんなに多様な地域を支配下においていたとは。
初めてローマに行ったとき、ビビビと来た覚えがあります。とにかく歩けば遺跡にヒットするんです。
遺跡といっても古い建造物や昔何かがあったとされる原っぱで、苔が生えてるだけなんですけど。昔といまをつないでいるものっていうコンセプトがいいのかもしれません。
あとコケに癒されます。
トリーアの遺跡群はまとめて世界遺産になっているようです。
ポルタ・ニグラ
2世紀ごろに建てられたそうです。めちゃ古!
ラテン語で「黒い門」という意味。昔は検問所だったと聞きました。
有名な建物のまわりはおしゃれなカフェが多い。
ポルタ・ニグラを眺めながら一息できます。
トリーア大聖堂
次は10分くらい歩いて大聖堂へ。旅先ではとりあえず大聖堂行きます。
ドイツ最古の大聖堂だって。
トリーア大聖堂は隣のドムとくっついててむっちゃ広い。
ドム(Dom)は街で一番大きいカトリック教会を指すと聞いたことがあります。
教会が2つ連結しているタイプの建物は記憶にありません。どうやら壊されたり、改修したり歴史的にいろいろあったようだ。とにかく広い!
装飾も手が込んでいます。
この教会にはイエスが着たとされる布が収められてて、ごくまれに展示されるみたいです。
次はアウラ・パラティーナへ。
アウラ・パラティーナ
入って息をのむ。
柱がないつくりがすごい!!天井の木組みもきれい。
すごい静謐な雰囲気です。
ここも300年台初頭に建てられたみたい。宮殿(謁見場?)→住居→教会、という変遷を経ているようですが、住居には向かないだろう、こんなだだっ広い空間…
次は円形劇場へ。ほんとに遺跡だらけ!
遺跡群は半日~1日あれば歩いて大体見れると思います。
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アンフィシアター(円形劇場)
コロッセオみたいな建物。こちらは西暦100年ごろの建造だそうです。
お客さんが少なくて控室みたいな穴にも入りたい放題です。
いまは、きれいな芝の生える住民の憩いの場になっているようだ。
ここで天気のいい日に読書なんて最高ですね。
カイザーテルメン
隣のカイザーテルメン(皇帝浴場)へ。
4世紀のもの。
あまり時間がなく外から写真をパチャパチャ。
修学旅行生みたいな団体がたくさんいました。この街は集団旅行にピッタリだな~。
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トリーア、日本の観光本にはなかなか載ってなさそうだけど、とてもおすすめです!
行っていないけど、カール・マルクスの生家もあったらしい。気になりますね。
私はあまり入念に計画して旅をしないのですが、Googleマップ頼りで行き当たりばったりでも結構楽しめます。
最初はヨーロッパどこも同じだなぁと思ってたけど、ドイツ国内でもよく見ると街ごとに結構雰囲気が違います。地元の人のキャラとか。
今後もちょこちょこおすすめドイツ旅を紹介していきたいと思います。
それではビスダン~
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