こんにちは、よしのです。
私がこれまでドイツでアパートを退去した回数は計3回。
数か月前も引越ししたところなので忘れないうちに退居時のやることリストをまとめておこうと思います。
ここでは新居を決める、旧契約を解除する、引越しそのものをする、以外の部分を想定しています。
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- ネットの引越し手続き
- 高熱費の契約解除手続き
- Abmeldung / Ummeldung(住所登録の取消・変更)
- 郵便物の転送手続き
- 各種登録先の住所変更手続き
- GEZ引越し手続き
- 敷金の確認
- 引越し関連の費用が確認できる書類はとっておきましょう
ネットの引越し手続き
多分一番最初に取り掛かった方がいいのがネットの引越し手続きです。
Webで引越し手続きの申請をして、必要なら新居に業者に来てもらいます。
会社によっても違うかと思いますが、Telekomの場合は申請してから業者が家に来てくれるまで1か月はかかります。
新居でネットが使えないと色々困ることが多いので早めに申し込みましょう。
https://www.telekom.de/umzug/allgemein/internetanschluss-umzug
この際、Telekomのチェックリストには新居の前住人の氏名、TAE番号、またはHome-IDなるものが必要と書いてありましたが、結局私のときは要りませんでした。
業者の接続費用は€70弱でした。
日本に帰る場合はネットや携帯は解約するだけだと思いますが、2年契約の途中で帰ったりする場合はそういう事情を書いた紙を契約先に送って了承してもらう必要があるかと思います。
高熱費の契約解除手続き
家具付きの場合、光熱費や水道代が家賃に込みになっていて、何もしなくてよい場合が多いと思いますが、別で契約している場合は退去日などを連絡して、メーターの確認、費用の清算が必要になります。
引っ越しても電力会社等変わらない場合は、住所変更等で足りるのかもしれません。
Abmeldung / Ummeldung(住所登録の取消・変更)
ドイツから日本に帰る場合はAbmeldungが必要です。
ドイツに引っ越してきたときにAnmeldung、ドイツから引っ越して出るときにAbmeldung。住民登録の申請と取り消しです。
帰国する前に役所で帰国予定日を書いた申請書を提出します。
ドイツ内で引越しする場合はAbmeldungは不要で、新しい街でAnmeldung(Ummeldung)をすれば自動的に前の街の住民登録情報が処理されます。
Anmeldung / Ummeldungは引っ越してから2週間以内に、最寄りの役所(Bürgerbüro、Bürgeramt、Bürgerdienstなどといいます)でします。ミュンヘンの場合は外国人局と同じ建物(Kreisverwaltungsreferat)の1階(Meldebehörde)でできる他、Ostbahnhof他にある支店でもできます。
窓口の人がいればその人に要件を伝えて整理券をもらい、整理券の発券機があればそこから整理券をとって電光掲示板等で自分の番号が表示されるまで待ちます。
所要時間は到着する時間やそのときのその役所の込み具合によりますが、30分~2時間くらいです。
役所のホームページから申請フォームがダウンロードできることが殆どなので、事前に記入していくとよいと思います。
代理人に行ってもらう場合は委任状と、本人および代理人のパスポートなどが必要になります。
費用はかからないはず。
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郵便物の転送手続き
ドイツの郵便局(Deutsche Post)のホームページで郵便物の転送手続きが可能です。
理想的には2~3週間前、遅くとも転送開始日の5日前に申し込みせよと書いてあります。
転送期間は6か月、12ヵ月、24ヵ月から選べて、個人の場合はそれぞれ金額は現在€19,90、€26,90、€34,90となっています。
私は6か月のものに申し込んで、転送されてきたやつから必要に応じ住所変更しています。
日本に帰る場合は、エージェントのところや親しい友人のところに転送手続きをして大切な書類だけ日本に送ってもらうことになるかと思います。
各種登録先の住所変更手続き
多くの人が入ってそうな登録先で、私がざっと思いつくのは以下のものです。
- 銀行
- 年金保険
- 健康保険
- その他各種保険(第三者損害賠償保険、家財保険、障害年金保険、旅行保険等)
- 公的補助金窓口
- 在外選挙人証記載事項
- 携帯電話会社
- 航空会社
- 鉄道会社
- 店の顧客データ
殆どのところは住所変更はインターネットでできると思います。不要な場合は解約を。
年金保険に関しては文書で担当窓口に郵送しました。
Elterngeld、Kindergeld、Familiengeldなどの補助金をもらっている人などは、それぞれの担当窓口に引っ越した旨を忘れず連絡しましょう。
在外選挙人名簿に登録している人は、領事館へ記載事項変更の連絡が必要です。
Hausratversicherung(家財保険)に加入している人は、住居の変更に伴う契約変更手続きをしておきましょう。通常、家の大きさで掛け金が変わります。
また、KSKなどの組織に加入している場合はこちらにも連絡しましょう。
GEZ引越し手続き
ドイツのNHK的な公営放送(ARD/ZDF)を運営しているGEZにも引越ししたことを連絡しておきましょう。
1戸当たり月額いくら、という決まりなので(テレビがあってもなくても!)、一人暮らしから二人暮らしとかになれば費用は安くなります。
敷金の確認
退居時に補修の必要なところがあるかどうか大家さんとチェックし、敷金がいくら返ってくるか確認しておきます。大家さんにもよりますが、ひどい使い方をしていなければ、全額返ってくることは少なくないです。
振り込みすることになっている場合は、ちゃんと振り込まれていることを確認しましょう。
引越し関連の費用が確認できる書類はとっておきましょう
仕事で引越しした場合は、費用は所得税申告時に必要になりますのでしっかりファイリングしておきましょう!
個人的理由で引越しした場合の費用も、一部所得税税控除の対象になります。
ドイツにおける確定申告や、フリーランスの決算についても過去に書いていますので、興味のある方は以下の記事もご覧ください。
退居時の手続きを詳細に書いているブログは色々ありますので、他のサイトも参照してみてください。
それでは今日はこの辺で。
ビスダン!
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