すみよしの手帖

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ドイツ子育て手帳 Krippe(保育園)での慣らし保育

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こんにちは、よしのです。

今日はKrippeでの慣らし保育やそれについて思ったことを書きたいと思います。

 

↓前回の記事はこちら↓

 

 

慣らし保育って?

慣らし保育とは何たるや、自分は実際やってみるまでまったく知りませんでした。自分の慣れ親しんだ生活領域やルーチンから出ることは、小さな子供にとって大きな変化だから、少しずつ保育園という場所や、そこでのスケジュールに慣れていこうということなのですね。

ドイツにもこうした慣らし保育の概念はあります。ドイツ語ではEingewöhnungと言います。

 

Krippe の1日のスケジュール

まずはベースとなる1日のスケジュールがどんな感じなのかです。うちの子が通っているKrippeではこんな感じです。

 

  • 07:00 – 09:00  Bringzeit 登園
  • 09:00 – 10:15  Spazieren/Wickeln/Morgenkreis 散歩・おむつ替え・朝の会など
  • 10:15 – 11:00  Essen 食事
  • 11:00 – 13:00  Schlafen 昼寝
  • 13:00 – 14:00  Abholzeit 退園

 

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慣らし保育の進め方

自分の子供が通っているKrippeでの例ですが、慣らし保育がどのように進んでいくか紹介します。

  • 初日:8時半〜9時半までの1時間だけ登園。慣らし保育に同行する親がKrippeの中に入って一緒にいます。一緒にいると言っても、お茶すすりながら遠くから見ている感じでした(保育士さんがお茶淹れてくれたんですよ。やさしい。)
  • 3日目以降:私だけ途中退室していなくなります。最初は15分。退出する時間の長さを15分から30分、とだんだん延ばしていきます。
  • 1週間半:入口で子供を引き渡してバイバイします。2時間後に迎えに来る寸法。ご飯もこのあたりから多めに持っていきます。
  • 2週間:朝入口でバイバイして、お昼寝後までKrippeにいるように。
  • 3週間:Krippeでは頑として寝なかった子供が、ついに昼寝もするように。

 

上記はうちの子供の場合なので、子供によって進み具合等々違うと思います。

Krippeにもらった慣らし保育の説明書きには、少なくとも1ヶ月は慣らし保育にかかることを念頭に置くとありましたので、一般的にもそれくらいはかかるのかと思います。

日本で慣らし保育をした友達には、日本では親が園に一緒に入るのではなく最初から入口で引き渡して半日くらいから預け始めると聞きました。ドイツの慣らし保育は慎重派と言えるでしょうか。

 

Krippeに行き始めて

昼食と昼寝

うちの子が通っているKrippeは10:15〜食事です。自分としてはこの時間帯設定がよくわかりません。朝食と昼食の間のおやつかな、と思いきや、「もっとたくさん持ってきて」と2回言われました。そんなにガッツリ食べるのか。うちでは結局これがお昼ご飯の扱いになり、朝と夕方(夕食の前のおやつ)に軽めに何かをあげています。

昼寝についても、日本の育児本では1歳前後から昼寝を1回にしましょ、みたいなことが書いてあったので、うちは昼寝1回になってずいぶん経ちます。Krippeに通い出す前は、13時〜16時くらいの間に寝出して、一度寝出したら2時間以上寝ている感じでした。Krippeのお昼寝が私の感覚では非常に中途半端で、時間的にも早いし短いなと感じます。これなら別にお昼寝2回を1回にしたりする必要なかったかな〜とも。

Krippeのリズムに合わせて他を調整していくしかないんですけどね。基本的には早寝早起き方向になっていくので、それは良いことです。

 

子供のコミュニケーション能力

Krippeに行き出してから、前にも増して子供が他の子供に興味を持つようになったと感じます。そして、喋れないなりに近づいていくのがうまくなりました。ドラッグストアの遊具の周りで知らない子を見ても、すぐにじりよるような感じで近づいていって、さりげなく一緒に遊んだりしています。

同じくらいの子供たちに囲まれて、いたずらしあったり、ちょっと喧嘩したりっていうのは良い刺激になってるだろうなぁと思います。

 

自分時間・子供と離れる時間

最初に2時間後に迎えに来てと言われたときは、家に着いてから本当に衝撃でした。誰もいないシーンとした空間。早く帰らなきゃとか、いつ起きるかわからないとか、頭の片隅にある不安からの解放。ヤバいです。

開放感と同時に、今までずっと一緒だった息子の生活に見えない・知らない部分がどんどん増えていくのが寂しくもあります。Krippeであったことを教えてくれられるほど、まだお喋りができないので、どんな子と友達になってるのかなぁ、滑り台すべったのかなぁなど気になります。今日したことを細かく教えてくれる保育士さんもいれば、「Alles super, alles toll!(調子良かったよ!)」みたいな感じで終わってしまう保育士さんもいますね。

 

増えた時間に、仕事頑張らなきゃな!

それではまた。チュース!

 

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