こんにちは、よしのです。
引き続き、「にんぷなう」です!今日は働く妊婦について。
(にんぷなうシリーズの関連記事はこちらからどうぞ。)
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在宅勤務は妊婦の強い味方
私はフリーランサーで、働いている場所は自宅です。
つわりが始まって、座りながら作業することを息苦しく感じるようになりました。それからは、居間でソファがわりに使っている安シングルベッドで作業をしています。まわりを気にせず好きな格好で仕事できるのが、在宅勤務の良いところですね。
外で働く妊婦の1日
昔はオフィスで働いていましたので、これがオフィス勤務だったら…ということを考えたりします。日本で就いていた前職を例にすれば、バスや電車で人に囲まれながら立ちっぱなしで小一時間通勤して、その後はデスクの前で8時間以上作業…その間寝そべったり、やる気のなさを見せたりしないように普通を装わなければなりません。想像するだけでかなりしんどいです。
つわりがひどいときは1時間ごとに休憩しないとやってられなかったし、デスクに座ったまま1日中作業するなんて私には無理です。
日本の産休は通常、産前6週間・産後8週間だから、日本で普通に働いている妊婦さんは、つわりの間はもちろん、お腹が超おっきくなってからもずっと普通に働き続けるわけですよね。
SU・GO・I〜
いつ職場に言うんだ問題
『「妊娠2ヶ月」で報告するのは早すぎ?妊娠初期とその働き方について知ってほしい』という記事を読みました。
流産の確率が特に高いのは妊娠12週、つまり妊娠3ヶ月くらいまで。その後16週以降の安定期に入るまで職場に言うのはためらわれる、という人は多いのではないかと思います。妊娠初期は染色体異常などによる流産の可能性がまだまだあるため、もしかしたら流れてしまうかもしれない、そうしたらその話もしなきゃいけないし…という不安感はなんとなく分かります。
しかし、安定期に入る手前にはつわりとかはおさまる人が多いわけで、妊娠中期と比べたらつらいのはお腹も目立たない妊娠初期なのでは。個人的には妊娠初期こそ、朝起きるのがつらい、公共交通機関で席を譲ってほしい、仕事量を調整してほしい、という思いは強いんじゃないかと思いました。しかも流産の確率が高いのもこの時期で、無理をするのは特に禁物なわけです。
自分はフリーランスなので、仕事量も自分で調整できます。でも仮にオフィス勤務で、つわりが落ち着くまで周りに隠しながら働いていたら、業務量の調節もしてもらえないですよね。姿勢の問題もそうですけど、妊娠初期の間、それまで通りに業務量の調整もせず普通に働くなんて、私には無理じゃと思いました。
上記の記事を書かれたコロポンさん同様、私もきっと妊娠2ヶ月目でも上司に言うと思います(上司の人柄にもよりますが)。自分や妻が妊娠した経験のある人なら、ある程度どんな状況か想像できると思うのですよね。見通しのきく期間の話なので、業務分担の割り振りなどが必要な場合申し訳ない面はありますが、業務量の調整はぜひお願いしたいところです。
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妊婦の働き方の柔軟性
私の場合、適宜横になりながら仕事するコツがつかめてからは、いつも以上に仕事はできました。仕事内容によってもちろん違いはありますが、頭は働かせられるのに立ったり座ったりがつらいから仕事しないなんて、もったいないとは思います。無理がたたって切迫流産ぎみになったら、絶対安静にしないといけず仕事どころではないので、そうならないように配慮することは職場全体のためでもあるのではないでしょうか。
妊婦さんの働き方に、もっと融通がきくようになったらいいですよね。本人の希望に基づく仕事量の調整のほか、ちょっと横になる場所があるとか、在宅勤務OKにするとか。
妊娠中は通勤や休憩、作業について特別措置があるようですが、私は先輩妊婦さんが時差勤務したり休憩回数を多くしたりしているイメージはあまりなかったので、被用者・雇用者・職場の皆がこういう制度をしっかり理解して、活用していくことも大事だなと思いました。
働く女性の母性健康管理措置、母性保護規定について|厚生労働省
妊娠中の女性労働者への対応|妊娠・出産をサポートする 女性にやさしい職場づくりナビ
妊婦さんに対する職場の理解やサポートが、より拡充していくといいなぁと思います。
それではビスダン。
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