すみよしの手帖

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100点満点の子連れアミューズメント!カールスルーエ動物園の魅力を語る

こんにちは、よしのです。

先日、カールスルーエの動物園に行きました。

カールスルーエは我が家からSバーンで直接行けて、かかる時間も1時間くらい。これまでも何度かカールスルーエ城にある汽車に乗りに行ったりして、動物園のそばも通っていたのですが、動物園自体に行くのは今回が初めて。Deutschland-Ticketを含むKVV(Karlsruher Verkehrsverbund、カールスルーエ運輸連合)の定期購買チケットを持っていると、入場料が無料になるという期間限定のキャンペーンに釣られました。

というのも、これまでは「動物園なんてどこも同じでしょ」と思っていた感が否めません。結論から言うと、カールスルーエ動物園、大大大満足なアミューズメントだったのです!こんな場所あったら毎週でも通いたい!激推し!

そこで今日は、カールスルーエ動物園の魅力をたっぷりお伝えしようと思います。

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基本情報

住所・アクセス

Ettlinger Str. 6, 76137 Karlsruhe

まず動物園までのアクセス。ですがこの動物園、カールスルーエ駅の文字通り目の前にあるのです。迷う心配ゼロ!動物園目指してカールスルーエ来る人に親切!電車で行く場合は、行きも帰りも楽々です。

中央付近の肉球マークが動物園、その真下が駅。

 

入場料

1日券価格(記事作成時)

  • 大人 13ユーロ
  • 6歳未満 無料
  • 6歳〜15歳 5.5ユーロ
  • 16歳〜18歳 11ユーロ

 

どんな動物がいるの?

まず気になるのは、動物のラインナップ。

チケット売り場などでもらえるパンフレットに園内の動物とその場所が示されています。

 

水辺の動物コーナーが充実

アシカ

中央駅方面から入園して湖沿いをまっすぐ歩いていくとまず右手に現れるアシカゾーン。とても大きな水槽に何頭ものアシカが悠々と泳いでいます。地上からも水面下からもアシカを観察できる作り。入園して最初に私が見た動物なのもあってこのアシカコーナーの印象はとても強く、園内1のお気に入りの動物となりました。とても穏やかなアシカの表情にめちゃめちゃ癒されます。

 

シロクマ

続いてはシロクマゾーン。カールスルーエの近くで言うと、ハイデルベルクの動物園にはクマ(Syrischer Braunbär)がいますが、シロクマはなかなかお目にかかれない。自分はなにげに初めて見たかも?でこちらも大興奮。氷を模したと思われる白い壁、人工の滝、芝、シロクマが遊べるように木などを使っていろいろ工夫がしてあり、敷地もかなりの広さでした。狭いところに閉じ込められている動物を見ると胸が痛みますが、これだけの広さがあればあまりストレス溜まらずに過ごせそうだな、と好印象でした。

遠い。

 

ペンギン

道なりに歩いていくと右手にペンギンコーナー。たくさんのペンギンが歩いたり、泳いだりしています。こちらも地上からも水面下からも観察できるような作り。かわいくて泳ぎの上手なペンギンは子供からも大人からも大人気。

水辺の動物コーナー付近には、カワウソもいます。

 

動物園定番の動物もいっぱい

ゾウ

道すがら、少し離れたところからゾウが見える場所にたどり着きます。下の子に初めて見せるゾウに親の私が興奮。動物園に行ったらやっぱりゾウは外せません。

 

キリン

ペンギンコーナーの奥へ進むとミーアキャット、そしてキリンがいます。ゆっくりと歩き、高いところにぶら下がったご飯を食べるキリン。建物の階段を上って、少し高いところからも観察できるようになっています。キリンの毛並みがとてもよく、引き締まってきれいな体をしているのが印象的でした。

 

ヒョウ

キリンコーナーから湖を左手にしてぐるっと回って行くと、肉食獣館にヒョウがいます。この動物園について、私が少し物足りないかなと思うところは、ライオンやトラといった大型の肉食獣があまりいないこと。唯一いるのがヒョウです。肉食獣があまりいなくても十二分に楽しめる動物園なので文句はないのですが。

ヒョウは猫のように木に上ったり、木陰でご飯を食べたりしていました。

 

カバ

さらに進むと、ゾウコーナーの横にカバコーナーが。久しぶりに見るカバに私のテンションはまたもぶちあげ。子供が生まれたためでしょうか、それぞれの動物を見たときの待ってた感が、若かったころよりかなり高いです。

 

シマウマ

シマウマはパンフレットとは別の場所、Streichelzoo(触れる動物のコーナー)近くにいました。息子がシマウマ推しだったので見られて一安心。一通り見たかった動物を見て、この時点でかなり満足です。

 

触れる動物コーナー

Streichelzooでは、ヤギやウサギに触ることができます。ニワトリもいます。いろんな動物を見て高まった気持ちを、ヤギさん、ウサギさんをなでて満たしましょう。

 

園内には他にもポニー、ガゼル、カンガルー、アルパカ、ヘビ、ネズミ、カメ、チンパンジーや様々なサル、フラミンゴやオウムなど多種多様な鳥と、とにかくたくさんの種類の動物がいます。記事作成時のウィキペディアによると、250種の動物が3000体いるそうです。

 

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園内の乗り物・遊び場

ゴンドラ

園内の大きな湖にはゴンドラが走っていて、中央駅から入園した南側と、反対側の出入り口のある北側に乗り降り場があります。一通り動物を見て疲れたところで帰りはゴンドラに乗って帰ってもよし、行きに反対側までゴンドラで行って逆方向から進むもよし、ゴンドラをたっぷり楽しむために往復1周してもよし。

(私はゴンドラに酔うので乗りません。)

注意点は、チケットを購入する時間帯をチェックすること。私たちが行ったときは券売機ではチケットを売っておらず、オンラインでの購入が必要でした。ゴンドラは春・夏と17時10分まで乗れるようですが、チケット購入可能時間はもう少し早く終了していたような気がします。

 

Kinderautobahn

カバコーナーとStreichelzooの間にあるKinderautobahn。この場所では、ごくごく短い線路をオールドタイマー型またはスポーツカー型の乗り物に乗って走ることができます。乗り物にはハンドルと昔ながらのラッパホーンがついていて、パフパフ!と鳴らしながらハンドルを握れば、子供は大興奮間違いなし。

 

ゴンドラに乗れなかった息子はここでオールドタイマーに2回乗りました。2回目は1歳の娘も同乗したのですが、降りるのが残念すぎて降りた後大号泣。

子供の心をがっちり掴むKinderautobahnです。

 

遊具

園内には複数の大型遊具があります。
Kinderautobahnが走っている線路の中にも、大き目の遊び場があり、幅広い年齢層の子供達が遊べそうな遊具が。子供がここにハマるとかなり時間をつぶせそうな感じ。近所に住んでて年間パスあるなら、遊具だけを目当てに来てしまいそうなくらいです。

 

植物園かのような多彩な植物

園内には数多くの庭・植物コーナーがあり、私たちが行った夏の終わりはまだ色とりどりの花が咲いていました。まるで植物園かのような多彩な種類の植物が、動物たちの環境に馴染みつつも、素晴らしい生命感や癒しを加えてくれています。

年間パスがあれば、植物をメインに見物するなんていうのもたまにはいいかもしれません。

 

小休憩できるスポットいろいろ

中央駅(南)側から入園して、動物たちを一通り見終えると、Kinderautobahnの向こうにクレープ屋さんがありました。私たちは、トッピングの選べるフローズンヨーグルトを購入。園内にはそのほかにもワッフルスタンドやキオスク、レストランなどがあります(一部季節限定)。

 

癒され度マックス 日本庭園

Streichelzooの向こうは北側の出入り口で、いよいよ折り返し。

ゴンドラの走る湖の周りをぐるりと歩いて行くと、日本庭園があります。どんなもんでしょうということで見に行ってみると、期待以上に和を感じられる空間でした。植物は椿、ツツジ、竹、楓など日本でよく見るものが植えられており、茶室や縁側のある日本建築のほか、池や鳥居などがありました。結構な広さが割り当てられていて、この日本庭園の部分だけでも結構見応えがあるなと思いました。癒されます。

 

動物たちが健康的で、生活環境が良さそう

全体的に園内の動物たちの身体が小綺麗で、表情も柔らかいという印象を持ちました。大きな動物が狭いところに閉じ込められていたり、同じところをぐるぐる回っている動物がいたりすると心配になってしまいますが、カールスルーエの動物園ではそういうことはなかったです。肉食獣館では動物用のご飯を用意するキッチンがお客さんから見られるようになっていましたが、とても栄養バランスの良さそうなご飯が準備されていました(このご飯は猿たちが食べているのを見ました)。

健康的で生活環境の良さそうな動物園だと、繰り返し訪れたくなります。

 

動物園を横切る歩道橋・街との一体感

動物園の中ほどを、大きな歩道橋(Tiergartenweg)が横切っているのも非常に特徴的です。この歩道橋はどうやら園の外とつながっているようで、園内の動物に視線を向けながら多くの自転車や歩行者が通り過ぎていくのが見えます。動物園に入場しなくても動物園の空気感を味わえる、すごいシステムだなと思いました。こうして動物園がゆるく街とつながっているので、カールスルーエの街の中でもこの動物園はひときわ存在感を放っているのだなと納得しました。

ウィキペディアによると、カールスルーエ動物園の広さは16ヘクタール。この広さで駅のどまん前!というのがなんとも感動です。年間パスは大人48ユーロ。1日券が13ユーロなので4回で元が取れます。カールスルーエ住んでたら、ぜっっったい買うわ。

 

YouTubeでこの動物園行った時の様子を、最近ハマっているPlaymobilを使ってショート動画にしているので良かったら見てね。動画を撮るのに必死で、ブログ用の写真が全然なかった(^^;!Kinderautobahnに乗っているときの様子も、一瞬だけ映っています。

youtube.com

というわけでカールスルーエ動物園の魅力を精一杯お伝えしてみました。子連れの方には120%おすすめ、動物園に普段興味があまりない、と言う方でも楽しめると思います。カールスルーエへお立ち寄りの際はぜひ!

 

それでは、ビスダン〜。

 

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