こんにちは、よしのです。
ドイツで初産をすることにした私、妊娠検査薬で陽性が出てから初の妊婦健診に行きます。
(にんぷなうシリーズの関連記事はこちらからどうぞ。)
妊娠が分かってから初の健診予約
ドイツで妊娠・出産した方のブログを読んでいると、健診予約をしようとしたら結構先(心拍が確認できるようになってから)の日付を指定された、という話をチラホラ見ました。
妊娠が分かると、とにもかくにも婦人科に行かなきゃ!と思う人が多いのではないでしょうか。赤ちゃん(胎芽)がどうなっているかも気になりますし。しかし、妊娠後の初診はどうやら心拍の確認が重要みたいなので、(無用な婦人科とのやりとりを避けるためにも)私は確実に心拍が確認できるであろう8週ごろに予約を入れました。
婦人科探しについては前回書きましたのでよかったら参照してください。
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ドイツでの妊婦健診 初健診でやること
さて、いよいよ初健診へ出向きます。夫も婦人科を確認したいということで一緒に行きました。午前中に活動するのは何と3週間ぶりです。
初健診で受けた内容は、
- 尿検査
- 血圧・体重測定
- 超音波検査
- 血液検査(採血)
でした。
受付で、妊娠検査薬の結果陽性反応が出ましたと伝え、健康保険のカードを提示。尿の採取、血圧・体重測定(この3つは大体毎回やります)を終え、しばらく待合室で待ってから、先生との面談。別室に移り、超音波検査。その後、他の産婦人科にはまだ行ってないことを確認され、書類にサインしてからガイドライン一式をもらう。ヨードとビタミンDの入った葉酸をもらい、次のエコー等々の日取りを決めて、採血をして終了でした。ドイツは妊婦健診は基本的に公的保険がカバーしてくれるので、お金はかからない!
初健診でもらったもの。超音波写真もくれました。
初めて見るベイビー!
いよいよ、おこ(我々は名前が決まるまで仮名でベイビーをこう読んでいます)とのご対面です。正確にはこちらが一方的に見ているだけなのでまだ“対”面ではありませんが…。
よくテレビなどで見る胎芽の超音波画像が画面に映し出されます。
その際の、正直な感想:
「へ、へえ…。」
何と言っていいのやら、よく分かりません。何かいる。確かに何かいるらしい。
夫も似たような感想でした。
極小の点がピコピコと点滅しています。どうやらそれが脈打っている心臓らしい。
良かった、とりあえずちゃんと生きている。
最初の超音波って、もっと感動的なものかと思っていたんですが、意外にそうでもありませんでした。ははは。
初健診で流血
私の場合、初健診時のみ経膣プローブによる検査でした。
器具を抜いたら何か血が出ていたらしく、婦人科の先生が若干焦って、
「おかしいわね〜、今日はこういうお客さんが多いわ」
みたいなことを言ってました(きっと入れ方の問題…)。
ビビりましたが、この時期、こういうことで血が出たりは特に珍しくないみたいだし、すぐ止まったので大して気にしませんでした。
超音波の後、血液検査もしました。
私は注射が大嫌いで、可能な限り針を刺すのを避けて生きてきました。
受験前もインフルエンザの予防接種は断固しないみたいな人間です。
対応してくれた看護師さんはあまり血を採るのに慣れていなさそうで、どっちの腕から採るか結構迷っていました。針が刺された瞬間、私がビクっとして若干ずれてしまったのか、看護師さんの慣れの問題か、1本目ではうまく血液をとることができず。腕を変えて2本目を試すことに…。
私があまりにビクビクしていたせいか、看護師さんが先生を呼んできて、2本目は先生がとってくれました。が、血を採った後の押さえ方が悪かったのか?でかい青タンが、3週間以上残りました…。
血液検査は健診に行くのに気が重くなる理由の一つです。
このとき、「朝ごはんは食べた?しっかり食べなきゃだめよ」「こぶしをもっと握って!仇のこと考えるように!」と言われたので、それ以降朝早くても健診の前はできるだけちゃんと食べ、血液を採るときは精一杯こぶしに力を込めるようにしています。何度も刺されたくない!この次の血液検査のときはスッと採れました。
妊婦健診後はごほうびだ
夫は健診が終わったら仕事へ。
私は(主に血液検査で)すごく頑張った気持ちになり、一人でバーガーキングへ行きプチごほうび気分を味わいました。このころには少しずつ食べられるようになってきていて、ジャンクフードを食べたくなる妊婦さんが多いっていう話に影響されました。
日本の産婦人科は健診後にケーキが出たりするところもあるそうじゃないですか!?ドイツの婦人科は出産後のご飯でさえ粗食(パンとハム・チーズだけとか)と聞きます。もちろん健診後にケーキなんて出てこないし。まあタダだから文句は言えんけど。というわけで健診に出かけた後は、自分でドーナツ屋やケーキ屋に寄るのを楽しみとすることにしました。
超音波で子供が見られるのもうれしいですが、こういう口実を作ると健診がさらに楽しみなものになるかもです。
家に帰ってしみじみともらった超音波写真を眺めました。
22mmのちいちゃな赤ちゃんが、今お腹の中で頑張って生きているんだなあ、ということが実感されてきて、じわりと涙が出ました。
次は、妊娠・出産アプリについて書こうと思います。
では、ビスダン!
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