こんにちは、よしのです。
今回はトリソミーの検査を受けたときのことを簡単に書いておきます。
にんぷなうシリーズの過去記事はこちらからどうぞ。
トリソミーの検査
トリソミーの検査は、胎児がダウン症である可能性がどれくらい高いかを確認することを含む染色体異常に関する検査です。
染色体は通常は2本で1対ですが、3本のものをトリソミー、1本だけのものをモノソミーと言います。なおトリソミーで出生できる可能性があるのは、13トリソミー、18トリソミー、21トリソミーのみとされています(13・18・21は染色体の番号)。ちなみに、21トリソミーはダウン症のことです。
(以下のリンクから引用)
mamanoko.jp
1回目の妊婦健診の際に、先生からトリソミーの検査を受ける場合は11週から13週に行うので、次の健診までに受けるかどうかを決めてくれ、と言われました。
子供が染色体異常になる確率は“30代半ばで200人に1人”とのこと。
35歳を過ぎてからの初産が危険ってホント?|「マイナビウーマン」
ドイツにおいて、現在検査費用は公的保険ではカバーされませんので自腹です。
検査内容
私が受けたのは、超音波で鼻の高さと首の後ろの厚み(Nackentransparentz)を測るNT値の計測といわれるものと、血液検査によりラボでPAPP-Aとfree β-hCGというホルモンの値を見るものを組み合わせた検査でした。
婦人科の資料曰く、NT値の計測により65%、血液検査との組み合わせにより80−90%の確度で、21、13、18トリソミーの可能性が分かるそうです。
費用は超音波が195ユーロ、血液検査が60ユーロ弱。
染色体異常を確認する他の検査、絨毛検査や羊水検査には流産や破水のリスクがあるようですが、私が受けたNT値の計測+血液検査にはそのような危険性はありませんし、費用も比較すると安価です。
いつもの超音波検査と変わらないノリで検査へ。先生が鼻の高さや首の後ろの厚みを測っているのを見ながら、素人目に本当にこんなので何か分かるんだろうか…と眺めておりました。
検査結果
確か次の日には婦人科から電話がかかってきたと思います。細かな数字は省きますが、検査の結果、先生曰く可能性は低いとのことでした。
感想
他の方の記事で、トリソミーの検査の結果を受け取ってどうするかよくよく考えてから、検査を受けるかどうか決めるべき、というようなことが書いてあるのを読みました。出生前診断自体に反対の方もいます。
私はあまり深刻に考えずに検査を受けました。
可能性が高いと言われたら、そのときに考えるしかないだろう、そのときの自分の気持ちは事前に考えてもわからないし、と。
そのときできる範囲内ででも情報を集めて、自分で考えたり心の準備をしようと思います。もちろん生まれてから分かることもたくさんありますし、それも直面しながら対処していくしかないかと今は思っています。
改めて、高齢出産のリスクについて考えるものがありました。出産から次の妊娠まで24か月以上待機期間を設けることがWHOに推奨されていることは、最近になって知りました。
キャリアの構築と出産の計画(その前提となる最適なパートナーとの出会い)は本当にいっときにやってきて、取捨選択が大変ですね。
今日はそんなところです。読んでくださりありがとうございます。
それでは、ビスダン!
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