すみよしの手帖

生活となりわいと趣味の手帖を紐ときます。

ドイツでにんぷなう⑱ 妊婦の旅行

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こんにちは、よしのです。

年末年始、仕事や手続きを優先していてすっかり更新が滞ってしまいました。

今日は、妊婦さんの旅行について、私の体験を踏まえてお話します。

 

にんぷなうシリーズの関連記事はこちらからどうぞ。

 

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“出産前にやるべきこと:旅行“

出産前にしといた方がいいことのリストとか、よくネットで見ます。

友達にも聞いたりして、「2人の時間が取れる間に旅行に行ったり、でかけたりしといた方がいい」と言われました。

そこで私は、妊娠中期のまだ医師の診断書等なく飛行機に乗れる間に、旅行に行くことにしました。

 

目的地はイタリア。仕事でローマ入りする夫より一足遅くピサに到着し、フィレンツェで落ち合って、電車で一緒にジェノヴァに行くというおよそ1週間の旅を計画しました。

過去にローマやミラノ、ヴェネチアは行ったことあったのですが、フィレンツェには行ったことがなく、ルネサンスの芸術作品が多く見られるということで大変楽しみにしていました。

 

行きはよいよい

久々の国外旅行だったので、ピサではすっかりウキウキ気分になり、一人で写真を撮りまくったり、ドイツではなかなか食べられないものをいろいろと食べたり、楽しい旅の始まりでした。

 

2日目にピサからフィレンツェに電車で1時間半ほどかけて移動し、夫と合流。途中公共交通機関に戸惑いながらもB&Bに到着。とても素敵なアパートメントタイプのB&Bで、なんともラッキーなことに私たちの滞在期間中他のお客さんはいないとのことでした。

オーナー自らいろいろ説明してくれて、近くにあるおすすめのレストランも数軒紹介してくれました。

そのうちの1軒でその夜は食事。私が注文したのはウニパスタ。ウニはドイツでは寿司屋などをのぞき、お目にかけません!海鮮だけど、火を通しているから大丈夫だろうと思いました。

次の日の朝から、悲劇は始まります…。

 

ベッドとトイレの往復で終わる1日

症状は腹痛のない下痢。いわゆる水様便。ひどいと1時間に5回とかトイレにかけこむ(汚い話ですみません)。そんな状態なのでどこにも出かけられません。

始終ベッドとトイレの往復。

 

原因は、ウニパスタによる大腸炎(腸炎ビブリオ?)かと思います。

正直に告白すると、夫が頼んだサラダやビフテキを数口分けてもらって、そこにはモッツァレラなども入っていたので、リステリアやトキソプラズマも若干疑いました。けれど症状や潜伏期間の長さを考えると腸炎だろうと思います。

ちなみに夫もウニパスタを数口食べましたが、ピンピンしていました。

 

もったいないので夫には一人で観光してもらって、私はホテルでずっと寝ていました。こんな遠くまで来て、何してんだろうという感じです。

フィレンツェ滞在はそんな感じで終わり。近所の薬局で妊婦でも飲める下痢止めを出してもらって、ジェノヴァへ移動する間はそれで問題なく活動できました。

 

けれどジェノヴァでも本調子には戻らず、またずっとB&Bで寝ずっぱりでした。

ドイツに帰ってきた途端に、嘘のように治りました。

 

体調管理の大切さを思い知る(遅い)

ベッドで横になっている間、心配になってひたすらネットで検索しまくりました。食べても直通ですぐ出てしまうので、栄養もへったくれもありません。結局、1週間で1.5kg体重が減ってしまいました。

 

チーズや生物は、ちょっとだからいっか、折角の機会だから少しだけ、と思って食べてしまうと、何かあったときにいろいろ心配になるから、後悔しないようにそういう気持ちは排除した方がいいなと今更ながらに思いました。

 

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旅行は無理して妊娠中に行かなくていい

妊婦さんは免疫が落ちているというのはよく言われることですが、慣れない場所で慣れないものを食べると、たとえ食べてもいいはずのものを食べていたとしても体調を崩しやすいということがあると思います。

折角旅行に出かけても、体調を崩したらお金も勿体無いし慣れない場所で辛いだけだし、果たして子供が産まれる前にとこだわって遠出する必要があったのかな?と後になると思います。

子連れの旅行は大変だろうけど、子供が産まれてしまえば、お酒以外は基本的に好きなものを食べられます。妊娠期間中に旅行に是非とも行くべき、っていう話は、そうでもないかな〜と個人的には思いました。

 

今日はそんなところです!

ビスダン。

 

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